舞妓さんに会える
約1ヵ月というロングラン公演で芸妓・舞妓の舞姿を目の当たりにできるのは、年に一度の「都をどり」だけ。“舞妓さん”に会える貴重なチャンスです。
優美な京舞を堪能
「都をどり」で披露される舞は、「京舞井上流」。宮中ゆかりの御殿舞に能や人形浄瑠璃などを取り入れ、祇園甲部でのみ受け継がれてきた優美な舞です。
四季の京名所の探訪
舞台では、古都・京都をはじめとする名所旧跡の数々を再現。桜や紅葉、雪景色といった四季折々の景観美を、客席にいながらご観賞いただけます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
おかげをもちまして令和三年「都をどり」を南座にて開催させていただくこととなりました。
皆さまに京舞井上流の新作舞を安心してお楽しみいただくべく、芸妓・舞妓をはじめ一同一丸となりまして行政および劇場が定めるガイドラインを遵守し、感染拡大防止対策を徹底してまいります。皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
学校法人八坂女紅場学園・祇園甲部歌舞会
令和3年 都をどりに関しては
お茶席はございません。
お問い合わせ 075(541)3391
※写真は一昨年度版
都をどりをよりお楽しみいただける公演プログラムです。
出演者の写真や各演目の解説が満載。是非お手元にお持ちください。
※一昨年公演の際は南座新開場記念として配布させていただきましたが、本年は有料でのお求めとなります。
京都に春を呼ぶ風物詩「都をどり」は、京都最大の花街・祇園甲部の芸妓・舞妓による舞踊公演。開催期間は4月1日から約1ヵ月。名高い「ヨーイヤサー」の掛け声とともに銀襖の前の総をどりで幕を開け、爛漫の春、夏、錦秋の秋、深雪の冬、そして再びの春の花見で幕を閉じる華やかな舞台は、明治5年の創始からの伝統です。会場は祇園甲部歌舞練場を本拠地としていましたが、現在は耐震工事計画により休館となり、舞台を移して開催しています。
都をどりの創始は明治5年、東京遷都の後の京都を再興するべく日本で初めての博覧会を開催した際、附博覧として芸妓・舞妓の舞を披露したのが始まりです。祇園の芸妓・舞妓が一堂に会して舞う華やかな舞台は、遠く海外まで評判を呼び、今日に続く春の風物詩として歴史を刻んできました。
芸妓・舞妓の群舞という画期的なスタイルを考案したのは、万亭(現在の一力亭)九代目当主・杉浦治郎右衞門と京舞井上流の家元・三世井上八千代でした。二人は伊勢古市の「亀の子踊」などを参考にして、この形式を創案。以来、祇園甲部の舞は京舞井上流のみとされています。
約1ヵ月というロングラン公演で芸妓・舞妓の舞姿を目の当たりにできるのは、年に一度の「都をどり」だけ。“舞妓さん”に会える貴重なチャンスです。
「都をどり」で披露される舞は、「京舞井上流」。宮中ゆかりの御殿舞に能や人形浄瑠璃などを取り入れ、祇園甲部でのみ受け継がれてきた優美な舞です。
舞台では、古都・京都をはじめとする名所旧跡の数々を再現。桜や紅葉、雪景色といった四季折々の景観美を、客席にいながらご観賞いただけます。
上記の「南座へのアクセスのご案内」をPDFでダウンロードできます。
ぜひご利用ください。